12月3日、日本プレスセンター１０Ｆにて、100人強の内輪の会として、藤波孝生元官房長官を偲ぶ会が開かれた。

藤波さんは、早稲田大学雄弁会の私より8級先輩で、沖縄復帰等で活躍された末次一郎先生を偲ぶ会では、隣同士1時間も座る機会を得て、何かとご指導いただいたことが鮮明に思い出されます。

藤波さんは、もしリクルート事件がなければ、竹下さんや安倍さんの後の総理と言われていた方です。当日の代表発起人は中曽根康弘元総理で私も少しくご挨拶させて戴きました。

又、海部俊樹元総理や渡部恒三民主党最高顧問も、早稲田の雄弁会時代から半世紀以上にわたった交友の思い出を語られ、往時を懐古し、皆藤波さんの人柄を偲んだ。



控へ目に　生くる幸せ　根深汁



これは、文人政治家藤波孝生さんの代表的な句です。

私も残る10年、見果てぬ夢を胸に抱きつつも、「吾唯知足」を座右の銘として、控えめに生きたいものと考えています。

心からご冥福をお祈りして、追悼のことばと致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（藤波孝生追悼集、含羞の人を読んで）